∴ フェデラル595RS-R サーキットインプレ

皆さんはアジアンタイヤと聞いてどんなイメージがありますか？なんと言っても、真っ先に思い浮かぶのは値段の安さでしょう！

でも安さとセットでイメージされるのがイマイチな性能…。


確かに一部の雑誌記事に、国産＆欧州の一流ブランドタイヤと比較して、ブロックが飛んだりトレッド面が剥離したり、総合的なパフォーマンスが著しく劣るテスト結果が載っていたのをご存知の方もいるかもしれません。

なので「所詮アジアンタイヤは安かろう悪かろう」というのが一般的なイメージだと思いますし、自分もそう思ってました。


しかし、自分は今年に入って経済危機の影響をモロに受けて懐が厳しくなってしまい、今まで使っていたSタイヤなんてとても買えないし、国産ハイグリップタイヤも高くて手が出ない…。

と言うわけで、収入は減っても走りは諦めたくない！と言うギリギリの選択で、禁断の？アジアンハイグリップラジアルタイヤに手を出すことになりましたｗ

実際に使ってみて性能がイマイチなら「やっぱりね」と納得できるし、良ければ「ラッキー」かなと。












































今年3月に購入したのは台湾製ハイグリップタイヤのフェデラル595RS-R。

205/45R16のサイズで11300円/本という、国産ハイグリップタイヤで低価格なトーヨーのR1Rよりも安く、ヨコハマのAD08ネオバの約半額という低価格。


今回はこしゅうGPでサーキットでの実力を試したわけですが、結論から言うと、「値段が安い割りに」という条件無しで良いタイヤだと思います。


























ラジアル歴はそんなに多く無いので総合的な比較はできませんが、スライドコントロールがしやすく、攻めていて楽しいと思えたのは大きな収穫でしたし、タイヤのインフォメーションが分かりやすい性格はAD07ネオバに良く似ていると感じました。


悪いところはタレるのが若干早いことで、連続周回は向かないかも。美味しいところを引き出せれば、決めの一周でタイムアタックも可能かもしれません。

■走行前


























■約50周走行後


























左回りの白糸スピードランドで負荷が大きい右フロントの画像ですが、走行前と比較すると表面が綺麗に溶けています。溝付近の偏磨耗も少ないですし、ブロックの飛びや剥がれもありません。

■新品時と比較


















































使用期間8ヶ月、走行距離3000ｋｍ、サーキット一回で8分山というところかな。ちょっと内側の減りが早いような気もするけど、キャンバー付けすぎ？


と言うわけで、個人的にはとても気に入ってしまったフェデラル。これで自分もフェデラー（ひらさん命名？）になれましたｗ

もう国産＆欧州ハイグリップタイヤには戻れないかもｗｗ

自分のような子持ちでサーキット走行を楽しみたいドライバーはもちろんですが、皆さんにとっても安くて楽しいタイヤは理想じゃないでしょうか。

あと、ラジアルだと前日にSタイヤへ交換しなくても良いのも、腰への負担が減ってマルです（←それかい）。

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