∴ パワーウィンドー異音修理

先日塗装ムラ修理から帰ってきた500S。

引き取った日に運転席側のパワーウィンドーを上下させると、修理前にはしなかった音がするようになりました。

特に閉める時に「ガコガコ」音がして、明らかに何かが緩んでガタが出ているカンジ。ちなみに助手席側は以前と変わらずスムーズ。

すぐにフィアットに連絡して症状を伝えると「後日修理します」とのことでしたが、気になるので自分で直してみました。


ドアトリム外し手順。

工具を差し込んでオープナーのカバーを外す。


トリム固定のキャップボルト（ヘキサゴン）を外す。


ドアプルハンドルのカバーを外す。


同じく固定ボルトを外す。


ドアパネルとトリムの間に専用工具を差し込んで「バリバリ」と引き剥がす。


トリムを垂直方向に持ち上げると外れるので、オープナー裏に繋がっている部品を外す。


白いクリップを回転させると抜ける。ミラーコントロールスイッチのカプラーも外す。


外れたドアトリムの裏側。クリップ位置の参考に。


クリップ形状。


トリムが外れたドアパネル。

この状態で軽く叩いてみると、真ん中あたりからガタガタ言うので、音がする付近の発泡シートをカッターで切ってみました。

ビンゴ！ここのナットが締まっていませんでした。しっかりと締めて試しにパワーウィンドーを上下させると、音がしなくなりました。


切ってしまった発泡シートは交換が望ましいですが、とりあえずテープで切れ目を止めておきました。

トリムを元に戻して完成です。

オープナーと繋がっているケーブルの黒い部品をトリムに固定しないと、内側から開けられなくなるので忘れずに取り付けて下さい（笑。