∴ 【156車検中】代車と洗礼

今月は我が家のファミリーカー156の4度目の車検。前回（2009年）の車検の記事で「代車が147とかフィアットパンダだったら良いなぁ」とつぶやいていたら、今回は147が来ました！




















































ディーラーで営業マンの方から「今回は147を代車でお貸ししますよ～」と言われ、嫁さんはATが苦手なので「MTですか？」と聞くと「セレですよ～！」と。

・・・

セレッテアノセレデスヨネ？

アルファのセレスピードは昔友人がドハマりした経緯を知っているので、大丈夫か不安に思い「壊さないか心配ですわー」と笑いながら言うと、「大丈夫です！先日アクチュエーターを新品に交換したばかりですから！」と自信満々。

147をお借りしてディーラーを出るときに窓を開けて挨拶しようとしたら、運転席側のパワーウィンドーが動かない。

「窓下がりませんけどー」

「じゃあ使わないでくださいー」

と、アルファ乗りにとってはごく日常的なやり取りでお店を後にしましたｗ


今回お借りした147は走行距離11万キロ越えの個体で、年式＆走行距離相応のボディのやれ具合。ショックは抜けてて、ドアのグリップやシフトノブの塗装やドアトリムの表皮は剥がれているし、ヒーターコントロールのダイヤルはグラグラだし、速度50キロを超えると右前から周期的な異音が発生するしでちょっとお疲れ気味。


























助手席のサンバイザーも落ちかかっています。


























正直旬は過ぎていますが、エンジンは元気なのでせっかくの機会なので楽しもう。


今回初めて長時間セレスピードを運転したけど、街乗りぐらい（2～3000回転）のアクセル開度一定でシフトアップすると一度Gが途切れてから繋がるので、頭が前後にゆすられてしまい運転が難しいですね。車酔いし易い人には厳しいかも。

せっかくだし使いこなしたいなーと思い試行錯誤していると、マニュアルモードでシフトアップ時に上手くアクセルをじんわり抜くと、頭をゆすられることは無いですね。ってMTのシフトワークも同じですけど。

あとは早目のシフトアップかなー。



徐々に慣れて来たので嫁さんと近場をドライブ。

快調に走っていると、とある信号でストップ。

信号が青に変わる。

通常「1」のインジケーターが「N」になってる。

シフトレバーを前に倒してみるもののインジケーターは「N」のまま。

アクセルを踏んでもエンジンだけが空しく回り前に進まない。

・・・

セレ壊れた！

ハザードを焚いてドアを開けて（PW壊れているのでｗ）後続車にパスしてもらうように指示。

イグニッションをOFFにして再始動＆シフトレバーを前に倒すものの変化なし。

焦る！

路上での対応を諦め、後続車がいなくなったタイミングで嫁さんに運転を代わってもらって、車を押して歩道へ避難。

ディーラーに電話しようか迷ったけど、今度はシフトのインジケーターが消えるまでイグニッションを完全にOFF。

再始動。

祈るような気持ちでシフトレバーを前に倒す。

「1」

キタ！！

いやぁ、正味4～5分ぐらいの出来事でしたが、焦りましたよー。代車と言う短時間のお付合いなのに、きっちりセレの洗礼を受けました。

その後ディーラーへ連絡して事の顛末を報告。営業マンンは平謝りでしたが、代車の代車は無いそうで156が車検から上がってくるまではそのまま147を預かることになりました。もう怖くて乗れんな。


























このエンブレムを付けた車が路上でトラブっていた時は、温かい目で見守ってやってくださいませ。

◆今回の教訓
　・イタ車は新品部品でも油断するな
　・ディーラー整備の限界をミタ
　・セレは覚悟して乗るべし
　・MT（アナログ）サイコー
　・代車は古くても日本車に限る

次回車検時の代車は日本車を指定しようと思いますｗ