同じ28乗りのこいずみさんのブログでも紹介されている、NA8 Sr.1の非線形スロットルからNA8 Sr.2の線形スロットルへ交換しました。
ネタとしては今更な感じですが、運良く某オクでビッグスロットル加工済みの中古品が安く出ていたので、試してみようかと。 ■非線形&線形スロットル概要==================== 外観で違うのは○で囲われている画像左側のSr.1の非線形スロットルが複雑なリンケージで構成されているのに対し、右側のSr.2の線形スロットルはシンプルで一般的な形状をしています。 Sr.1がなぜ非線形スロットルを採用したかはググッてみてくださいw ちなみにNCでは電子スロットルが採用されていて、この部分がモーターに置き換わっています。 ■取り外し============================= ①インテークパイプ ②インテークパイプに繋がる配管 ③アクセルワイヤー ④ISCV等のカプラー ⑤スロットルボディ ⑥スロットルボディ下に繋がる冷却水の配管 の順で外します。 他のHPでも書かれていますが、冷却水の配管を外すと冷却水が出てくるので、ボルトなどでフタをした方が良いです。冷却水が熱い時はやけどに注意! 10万キロを超えて初めてスロットルを外しましたが、カーボンでデロデロ!特にインマニ側はかなりの量が積もってました。カーボンが湿っぽいのはブローバイのせい? インマニ奥をアップで。う~ん、汚い!エンジンOHの時にはここも洗浄してもらいます。 ■ビッグスロットル概要======================== インマニの口径をノギスで測ってみます。 58.5mm。 二つのスロットルを比較します。右側の線形スロットルはビッグボア加工後それほど使用してなかったので、まだきれい。 インマニ側を比較します。赤い線で見比べると、わずかですが、右の線形スロットルの方が大きいです。元々付いてた非線形スロットルはあまりに汚いので掃除しました。 ノギスで測ると、非線形スロットルの口径は57mm、線形ビックボア加工スロットルの口径は58.5mmと1.5mm大きいですが、インマニ側の口径が58.5mmなので、ビックボア加工と言いながらもスロットルとインマニの段付きを無くすのが狙いだったようです。 同じビッグスロットルでもアライブ石井自動車のじゃんぼっとるは口径が60mmなので、コチラの方が効果はありそう。 赤い線で見比べると、スロットルバルブも拡大加工されています。大きさは測れませんでしたが、ノーマルのスロットルバルブが55mmなので57mmぐらいかな? 良く見ると左側のスロットルボディにある段付きが右側にはありません。またシャフトも削ってあり、スロットルが全開時の抵抗を減らす工夫がされています。 ■取り付け============================= 取り外しと逆の手順で。 ■試乗=============================== とりあえずポン付けできたので試乗してみます。 第一印象はアクセルの踏み応えが軽くなってエンジンのレスポンスも向上しました。体感としては車が軽く動いて、アクセルを少し開くだけで車がスッと前に出るカンジ。 アクセルの踏み応えが軽くなったのは、スロットルバルブを戻すスプリングが軽くなったことが大きいのかも。慣れの問題かもしれないけど、非線形スロットルの踏み応えの方が好みかな。 しかし、アクセルを徐々に踏んでいくと回転を一定に保つことができず、2000回転付近でエンジンの回転が上下してしまいハンチングが起こります。 また、じわっと踏んでもストールするような息つきや、逆にぐわっと回転が上るドン付きが起こります。 戻ってこいずみさんのブログを見ると「アイドル調整が必要」と書かれています。浮かれてすっかり忘れてましたw ■アイドル調整============================ ボンネットの裏側の真ん中にアイドル調整の手順が書かれています。ちなみに自分はタイミングライトを持っていないので、点火時期の調整はしませんでした。なので、5番からのやり方をご紹介します。 最初にISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)の取り付けボルトを緩めておきます。今回自分の手持ちの工具では、インテークパイプを外さないとISCVのボルトを緩めることができなかったので、アイドル調整前に緩めました。 ちなみにボルトは7mm。 エンジンルーム左側(乗車した状態で)のストラット付近にある黒いダイアグノーシスの箱を開けると、裏側にこのような記載があるのでTEN(イニシャルセット端子)とGND(グランド=アース)を繋ぎテストモードにします。 手近なゼムクリップを開いても良いですが今回は見つからなかったので、針金をテキトーに曲げました。 曲げた針金をこのように差し込むとテストモードになります。 この状態でISCVを車両前後方向に回転させ、アイドルスイッチが入るところを調整します。今回はアイドリング状態でファンが止まり、スロットルを開いたらファンが回るようにしました。 この状態で回転を上げてもハンチングを起こさずスムーズに回転することを確認したら針金を外し、エンジンを止めてISCVのボルトを固定して調整完了。 ■再び試乗============================= 低回転のギクシャク感が無くなり普通に走れるようになりましたw 調整後はシフトダウン時にアクセルを煽ると、エンジンが軽く回るようになって気持ち良いですね。劇的では無いですが、気持ちアクセルのツキが良くなったと思います。 これがビッグスロットルの効果なのかは、ノーマルの線形スロットルと比較してないので分からないですけど。もし変わらなかったら、高い買い物だったというオチで・・・。 ※インマニに付いてるアクセルワイヤーのブラケットが非線形と線形で違うので、今週末交換します。 PR 久々のエンジンOHネタです。
マルハモータースさんにメールでこちらのエンジンコンセプトとイメージを伝えると、「いくつかプランを考えてみますので、少しお時間をください」とのお返事が。 で、数日後・・・。マルハさんから封筒が届きました。内容を確認すると2つのプランが。 1つ目はNB2の0.25mmオーバーサイズピストンを使ってOH。 カムはIN&EX共28の256を再使用してバルブなどは新品に交換。 腰下はコンロッドなどの消耗品を新品に交換。 クランクシャフトなどは測定&修正して再使用するもの。 メタルやガスケットは強化品に交換するプランです。 もう一つはピストンをマーレの83mm(1.8L)+コンロッドはHビーム。 その他の内容は同じプランです。 気になる見積もりを比較すると・・・想像してたより差が無いのに驚き!(詳細は伏せます) これから頂いたプランをベースに煮詰めてみます。 前回次期エンジンのコンセプトを立てたものの、具体的にどんな使い方やイメージにしたいかを明確にした方が良いと思い、おぼろげながらも考えてみました。
・一般道からサーキットまで対応できるエンジンにしたい ・最高馬力よりも28の特徴である中間域のアクセルのツキ(トルク感)を重視したい ・スムーズに回り、気持ちの良いエンジン音&エキゾーストノートにしたい ・エンジンチューンは素人なので、気持ち良いセットアップで長く走っていたい ・極端にライフが短くなるチューニングは避けたい(次回OHまで10万キロ目標) ・最終的には4連スロットルで音&雰囲気を楽しみたいが、次のステップにする 前回とかぶっている内容もありますがこんな感じかなぁ。 この内容を元にマルハモータースさんに色々と相談してみます。 最新の仕様を更新していきます。アンダーラインが入っている項目が今回の更新内容。
■車体 ロールケージ10点止め / タワーバー / 幌なしなど、M2 1028オリジナルのまま フェンダー: 爪折り加工済み ■エンジン カム / ピストン / CPUなど、M2 1028オリジナルのまま(未OH) エンジンマウント: マツスピ強化 ■吸排気系 エアクリーナー / エキマニなど、M2 1028オリジナルのまま 触媒: マルハ スポーツキャタライザー マフラー: RS FACTORY STAGE 二寸管 吊りゴム: 強化タイプ ■駆動系 ミッション: NB8C 6MT 軽量フライホイール: マツスピ(4kg台だったかな?) クラッチ: マツスピ強化 デフ: 4.1ファイナル+ATS 機械式 2WAY デフマウント: マツスピ強化 ブレーキパッド: RS FACTORY STAGE R-800 ■足回り ブッシュ: 部分強化ゴムタイプ+マルハ トーコンキャンセラー ショック: KONI ASA 車高調 スプリング: KONI ASA 専用 F 14kg / mm、R 12kg / mm+ヘルパー Fスタビ: 強化(Rノーマル) タイヤ: フェデラル 595RS-R 205-45R16 ホイール: ワークマイスターS1 16インチ 8J ■外装 ミラー / トランクなど、M2 1028オリジナルのまま Fスポイラー: ユーノスロードスター純正オプション Bリップ ■内装 ステアリング: ナルディクラッシック ブラックレザー(2本目)+延長ボス シフトノブ: NB8C 純正革巻き シート: 運転席のみレカロSP-G 表皮張替え(レカロ文字が無いのでニセモノっぽい) シートベルト: シンプソン6P 追加メーター: トラスト グレッディ水温計 ■その他 重ステ(28標準。ガタが出たので2セット目) ハンドパワーウィンドー(28標準) 快適装備: エアコン / オーディオ / ETC 盆栽チューン多数 28のエンジンOHをするに当たって、どんなエンジンにしたいか考えてみました。 28のエンジンコンディションを診断してもらう為に、マルハモータースさんに行って来ました。 内視鏡でのチェックではカーボンの蓄積が結構酷いようで、ピストントップの地肌が見えないくらい。これって天然ハイコンプ?w あと、ついでにプラグを確認してもらいましたが、7番を入れてても真っ白に焼けていて希薄燃焼状態。どうやら8番に上げた方が良さそうですね。 ついでに燃圧を測ってもらいましたが、こちらは正常で問題なし。 以上の診断で分かった事は、28のエンジンは健康状態ではなく距離相応のヘタリがあると言うこと。一般道からサーキットまで使い倒していたのだから、ある意味自然ですかね~。 4スロ&キャブにも憧れますが、まずはエンジン本体を健康体に戻すことが先ですね。チューニングしてもコストに見合った本来の性能を発揮できないとモッタイナイですし。 まだまだ28に乗り続けるつもりなので、OHに向けて本格的に勉強&貯金します! オマケ マルハさんショップロゴ由来、県道27号線の標識。初めて見たので、何となく感慨深かったですw 【MEMO】走行距離 102987km
ロードスター乗りなら多くの人が知っている、静岡県のロドスタチューニング&メンテナンスの総本山マルハモータースさんに明日初めて行ってきます。
ロドスタ歴は長いんですが、実は行った事が無いんですよw 28の現状のエンジンコンディションを一度プロの目で診断してもらおうと。有難いことに連休中のお忙しい中、時間の調整をして対応頂けることになりました。 マルハさんにお世話になっているロドスタ乗りの友人が数人いるので、偶然会うかも? 詳細はまた後日! 途中降りていた時期もあったけど、最初のロードスター(新車のNA6)に乗り始めたのが1993年のなで今年でかれこれ約16年目。
先日行った車高短化。今日改めて見たら調整直後よりも足回りが馴染んで来て、車高が下がってるっぽい…。更に後ろから良く見ると車が右に傾いているので、メジャーで測ってみると、フロントは揃っているもののリヤはバラバラ。
ロードスターは純正で左右の傾きが違うのは良く知られるところですが、すっかり忘れてました。 んで、先日ドラシャとお皿を当たるギリギリまで下げたのでどうなってるかな?と改めてチェックすると、なんと当たった跡がぁ!(焦 左側はスキマ開いてるんだけどなぁ。 右側のお皿を試しに下げてみると… 当たってますorz しかも左右でクリアランス違うし… もしかしたらアライメント狂ってるカモ。 アライメントの狂いは見なかったことにして(ぉぃ)、当たってるのは流石にマズイので車高調整を兼ねて左側1周、右側3周お皿を上げたところ、見た目は大体揃った上にストロークが確保されて乗り心地が良くなりました(笑 でもこれって左右のプリロードが違うってことなので、本来であればショックの長さが調整できる全長調整式の方が良いんでしょうね。 ドラシャに当たらず車高を落とすなら、同じレートで127mmくらいの短いバネを探すしかないかなぁ。
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家族4人(大人2人+子供2人(小学生))で楽しく乗ってます。
こんな楽しいクルマを作ってくれたフィアットに感謝!
過去にユーノスロードスターを4台(5回)乗り継ぎ、最後は限定車のM2 1028(ちょう28)に乗ってました。
詳細はカテゴリーの車歴からどうぞ~。
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