∴ 28エンジンOH案

久々のエンジンOHネタです。

マルハモータースさんにメールでこちらのエンジンコンセプトとイメージを伝えると、「いくつかプランを考えてみますので、少しお時間をください」とのお返事が。

で、数日後・・・。マルハさんから封筒が届きました。内容を確認すると2つのプランが。

























1つ目はNB2の0.25ｍｍオーバーサイズピストンを使ってOH。
カムはIN＆EX共28の256を再使用してバルブなどは新品に交換。
腰下はコンロッドなどの消耗品を新品に交換。
クランクシャフトなどは測定＆修正して再使用するもの。
メタルやガスケットは強化品に交換するプランです。


もう一つはピストンをマーレの83ｍｍ（1.8L)＋コンロッドはHビーム。
その他の内容は同じプランです。


気になる見積もりを比較すると・・・想像してたより差が無いのに驚き！（詳細は伏せます）

これから頂いたプランをベースに煮詰めてみます。

∴ Kさん帰国

我が28の前オーナーで西の国へ長期駐在してたKさんが、約5年ぶりに帰国されました。当初は3年のはずだったのにねぇ。何はともあれ任務お疲れ様でした！

Kさんは「はこしゅうGP」に参加されてたので、きっと覚えている人もいるはず。

久々にお話しすると相変わらず走りへのモチベーションが高くて凄く楽しいｗ自分の周りには車いじりの話で盛り上がれる人が少ないので、これから楽しくなりそうです。


んで、昨日帰国して間もないと言うのにサプライズをかまされました！


詳細はご本人からアナウンスがあるまでナイショですねｗ

∴ 次期エンジンイメージ

前回次期エンジンのコンセプトを立てたものの、具体的にどんな使い方やイメージにしたいかを明確にした方が良いと思い、おぼろげながらも考えてみました。


　・一般道からサーキットまで対応できるエンジンにしたい

　・最高馬力よりも28の特徴である中間域のアクセルのツキ（トルク感）を重視したい

　・スムーズに回り、気持ちの良いエンジン音＆エキゾーストノートにしたい

　・エンジンチューンは素人なので、気持ち良いセットアップで長く走っていたい

　・極端にライフが短くなるチューニングは避けたい（次回OHまで10万キロ目標）

　・最終的には4連スロットルで音＆雰囲気を楽しみたいが、次のステップにする


前回とかぶっている内容もありますがこんな感じかなぁ。

この内容を元にマルハモータースさんに色々と相談してみます。

∴ 【更新】2009年5月現在の仕様

最新の仕様を更新していきます。アンダーラインが入っている項目が今回の更新内容。

　■車体
　　　ロールケージ10点止め / タワーバー / 幌なしなど、M2 1028オリジナルのまま
　　　フェンダー： 爪折り加工済み

　■エンジン
　　　カム / ピストン / CPUなど、M2 1028オリジナルのまま（未OH）
　　　エンジンマウント： マツスピ強化

　■吸排気系
　　　エアクリーナー / エキマニなど、M2 1028オリジナルのまま
　　　触媒： マルハ　スポーツキャタライザー
　　　マフラー： RS FACTORY STAGE 二寸管
　　　吊りゴム： 強化タイプ

　■駆動系
　　　ミッション： NB8C 6MT
　　　軽量フライホイール： マツスピ（4ｋｇ台だったかな？）
　　　クラッチ： マツスピ強化
　　　デフ： 4.1ファイナル＋ATS　機械式　2WAY
　　　デフマウント： マツスピ強化
　　　ブレーキパッド： RS FACTORY STAGE R-800

　■足回り
　　　ブッシュ： 部分強化ゴムタイプ＋マルハ　トーコンキャンセラー
　　　ショック： KONI ASA　車高調
　　　スプリング： KONI ASA　専用　F 14kg / mm、R 12kg / mm＋ヘルパー
　　　Fスタビ： 強化（Rノーマル）
　　　タイヤ： フェデラル　595RS-R　205-45R16
　　　ホイール： ワークマイスターS1　16インチ　8J

　■外装
　　　ミラー / トランクなど、M2 1028オリジナルのまま
　　　Fスポイラー： ユーノスロードスター純正オプション　Bリップ

　■内装
　　　ステアリング： ナルディクラッシック　ブラックレザー（2本目）＋延長ボス
　　　シフトノブ： NB8C　純正革巻き
　　　シート： 運転席のみレカロSP-G　表皮張替え（レカロ文字が無いのでニセモノっぽい）
　　　シートベルト： シンプソン6P
　　　追加メーター： トラスト　グレッディ水温計

　■その他
　　　重ステ（28標準。ガタが出たので2セット目）
　　　ハンドパワーウィンドー（28標準）
　　　快適装備： エアコン / オーディオ / ETC
　　　盆栽チューン多数

∴ 次期エンジンコンセプト

28のエンジンOHをするに当たって、どんなエンジンにしたいか考えてみました。
ちなみに以前マルハモータースさんが28のエンジンOHをした時の記録はコチラ。


最初に今までの自分の使い方を振り返ってみます。


今回10万キロ超えた時点でコンディションチェックしたら不具合が見つかったけど、この状態が3万キロの時からなのか、7万キロの時からなのかは今となっては判断できません。

しかし、この状態でも年4～5回サーキット走っても壊れなかったしタイムもそこそこ出てたので、意外と28のエンジンは頑丈なんだなと今回改めて思いました。


自分はエンジン＆制御についてはズブの素人です。今の自分ではトライ＆エラーを繰り返し自分の経験値を上げながら仕上げていくことは無理っぽいです。また、今までも決めたセットアップでひたすら走り込むタイプだったので、これからも自分でエンジンをバラしたり組んだりすることは無いでしょう。

なので、作業はプロにお任せして壊れないのが第一。チューニングとライフはトレードオフだと思っているので、ハードなチューニングは無理そうです。憧れますけどｗ


また、28専用の新品ピストンはメーカー在庫が無い為入手不可。となると、必然的に初期化案は無しですね。


で、様々な状況を考慮して導き出したOHコンセプトが

「STREET COMPETITION M2 1028を現代風に進化させる」となりました。

あまりにもベタ過ぎるかもしれませんが、今の28の持っている雰囲気が好きなのでそれはキープしつつ、新しい技術を盛り込めたらこの先10年は楽しめそうかなと。


具体的な内容はまた後日～。

∴ 156 定期メンテナンス

久しぶりのアルファネタ。

前回の156の記事を見返すと、昨年の今頃は原油価格高騰でハイオク170円とかだったんですね。今は原油市場が落ち着いて価格が正常に戻ったので、まだ維持してますよ。

まるでデジャヴュのような内容ですが、今回もすっかりメンテをサボってしまいました。28とえらい違いだな→俺。

メンテはいつものスプリント。


































■今回のメニュー （ ）は前回
　　　エンジンオイル：ＭＯＴＵＬ 5W30（HAVOLINE 5W30)
　　　 　　　　　　　　　　オイルフィルター


今まで使っていたHAVOLINEの代理店が日本から撤退してしまったそうで、今回からモチュールに変わりました。

実は今回交換前にオイルのレベルゲージをチェックしたら、Lレベルより下でした（汗。このまま走っていたらエンジン壊すとこだったので、これから気を付けます（反省）。

























156は土砂降りの時に運転席側のドアとボディの隙間から少し雨漏りするくらいで、大きなトラブルも無く快調です。

【MEMO】
　走行距離：48180ｋｍ
　次回エンジン＆ミッションオイル交換。時期によってはフィルターも。

∴ エンジンOH計画始動

先日のエンジンチェックで年相応の疲労が見えた我が28。休ませとけば自然治癒すると言うわけでもないので、着手する時期は未定ながらもOHを計画します。

マルハのメカニックの方にアドバイスを受けたのは、「エンジンチューンには正解が無いので、オーナー自身がどのような使い方をするか、どんなエンジンにしたいか明確なイメージを持つ事が大事です」と。

オーバーホールと言ってもあくまでノーマルの初期化に拘る案もあれば、どうせエンジンをバラすのだからちょこっとチューニングしようとか、いっそのことフルチューンする案もあるでしょう。

この先どのように乗るのか、良く考えてプランを決めていきます。

∴ マルハでエンジンコンディションチェック

28のエンジンコンディションを診断してもらう為に、マルハモータースさんに行って来ました。

一路東へ！


























静岡インターで降りて30分ほど走ると・・・

着きました！コチラが世界のマルハモータース＠新工場。

数年前にマルハへ行った事がある友人に聞いた時には「凄い田舎で周りに何も無いよ」と言われてましたが、全然そんなことは無くてガセでしたｗ


























2階のオフィスに通されてまずはスタッフの方と作業内容の確認。

今回のエンジンの診断内容は

　1. 実走して調子確認
　2. シャーシダイナモでパワーチェック
　3. ピストンのコンプレッション確認
　4. 内視鏡で燃焼室の状態確認

と、プロの方に見て頂いて率直なコメントを頂きます。


まず、1と2をして頂いてわかったことは、自分の28はエンジンの吹け上りに二つの谷（3500～4700rpm、5200～6000rpm）があり、カーブがスムーズでないと言う事。

実走してても途中で糞詰まっているフィーリングなので、ROMを書き換えたりフルコンにすればもっと良くなるそうです。


























注目のパワーチェックの結果は馬力が140ps、トルクが15kgmと、馬力はかろうじてカタログ値をキープしたもののトルクはカタログ値の17kgmどころか、ノーマルＢＰ（NA8）の16kgmにも届かず。

 まぁチューンドの10万キロ超えエンジンで、この数値はある意味立派かも。

























引き続き3と4の確認。

コンプレッションは1番4番シリンダーは問題無いものの、2番3番シリンダーに圧縮漏れがありました。スタッフの方によるとシリンダーとピストンリングの間から漏れているそうです。数値は2番が10％、3番が7％のリークでした。

 

内視鏡でのチェックではカーボンの蓄積が結構酷いようで、ピストントップの地肌が見えないくらい。これって天然ハイコンプ？ｗ

あと、ついでにプラグを確認してもらいましたが、7番を入れてても真っ白に焼けていて希薄燃焼状態。どうやら8番に上げた方が良さそうですね。

ついでに燃圧を測ってもらいましたが、こちらは正常で問題なし。


























以上の診断で分かった事は、28のエンジンは健康状態ではなく距離相応のヘタリがあると言うこと。一般道からサーキットまで使い倒していたのだから、ある意味自然ですかね～。

4スロ＆キャブにも憧れますが、まずはエンジン本体を健康体に戻すことが先ですね。チューニングしてもコストに見合った本来の性能を発揮できないとモッタイナイですし。

まだまだ28に乗り続けるつもりなので、OHに向けて本格的に勉強＆貯金します！


オマケ
マルハさんショップロゴ由来、県道27号線の標識。初めて見たので、何となく感慨深かったですｗ


























【MEMO】走行距離　102987ｋｍ

∴ 明日は初マルハ詣

ロードスター乗りなら多くの人が知っている、静岡県のロドスタチューニング＆メンテナンスの総本山マルハモータースさんに明日初めて行ってきます。

ロドスタ歴は長いんですが、実は行った事が無いんですよｗ


28の現状のエンジンコンディションを一度プロの目で診断してもらおうと。有難いことに連休中のお忙しい中、時間の調整をして対応頂けることになりました。

マルハさんにお世話になっているロドスタ乗りの友人が数人いるので、偶然会うかも？


詳細はまた後日！

∴ クイック浜名 その３

久しぶりにクイック浜名に行ってきました。前回の走行が2008年の11月1日だから、丸半年振り。ずいぶんサボっちゃいましたね。

今日は気温が暖かいし風も無くてカート日和。コンディションとしては申し分無いです。


























一枠目は10号車。乗り方を思い出しながら走るものの、無駄なカウンターが多くて車速乗らない。前回もらったサービス券があったので、通常10週のところ＋3周走っても31秒77と自己ベストの31秒55を更新ならず・・・。


で、少し休憩したあとに走り方を頭の中で整理して、もう一枠走ることに。

お店の人にタイムアップのコツを聞くと「目を三角にして走ると視野が狭くなるので、どっしり構えてリラックスしてみて下さい。カートは行きたい方向に目線を送ると勝手に曲がります。常にコースの先を見ながら視野を広く持って走ってみて下さい」とアドバイスを受けました。

昔バイクで峠を攻めていた時にも同じ感覚で走っていたので、凄く良く理解できました。ライダースクラブって雑誌に「抜重（ばすじゅう）」って言葉があったっけ。バイクって肩に力が入っていると曲がらないんですよね。

そうか。カートはバイクっぽいところもあるんだな。


早速アドバイス通り走ってみると、さっきよりも全体的に車速が乗ります。アクセルワークも丁寧にしてあげると無駄なカウンターが減ってコーナーのアベレージスピードが高くなりました！


走り終わってタイム表を見ると、コンスタントに31秒台！ベストも31秒11と自己ベストを更新できて、30秒台入りが見えてきましたよ！


























え？そんなに甘くないって？


ですよね～ｗ