元々車高とホイールに対して拘りを持っていましたが、先日の147 TIと156のタイヤ&ホイールを交換して、再認識したことがありました。
ホイールの世界は奥が深い! また、会社の同期(ホイールマニア)の格言。 「車いじりは、ホイールに始まり、ホイールに終わる」 ・・・いい言葉だ(ジーン)。 前回の記事では147の交換後画像しかありませんでしたが、実は156も交換してました。実際には156のリヤに147 TIの17インチを付けただけなので、CGでフロントに合成してみました。 現状 156 純正16インチ 妄想 147 TI 純正17インチ(合成) 格好イイ! 156のボディデザインにマッチしていて、とてもスポーティーでモダンに見えます。1インチしか違わないハズなのに、147のホイールはスポークが長いので、1.5~2インチぐらいアップしたように見えます。 また、156の日本仕様は見た目重視ではじめからローダウンスプリングが組まれているので、ボディとタイヤの食い付き方も良い感じです。 さらに 斜めから見たときのスポークのしゃくれ具合が絶妙! 個人的にホイール中心が奥まっているタイプが好きなので、ツボにはまりまくりです! アフターのホイールは「変えた感」が強くなってしまいますが、純正流用はそのメーカーの車に合わせてデザインされているので、さりげなくて良いですね~。 アリですよ、アリ!(←誰に言ってんだ) 試しに147に156の前後16インチを付けてみました。 現状 147 純正17インチ 妄想 156 純正16インチ(合成) ・・・。 147はマイナーチェンジでフロントのオーバーハングが伸びてボリュームが増したので、やっぱり後期型のボディにこのホイールデザインは無いかなぁ(汗 147→156はOKで、156→147がNGってのがミソですね。流用すれば何でも似合うというわけではないのがホイールの世界の奥深さでもあり、面白いところ。 妄想するだけならタダなので、お金かからなくて良いですね(笑 あー、車いじりは楽しいなぁ~! PR ある日、アルファ147 TIに乗る「乗り心地マニアの "MIYA" 」からメールが来ました。
「快適な乗り心地を目指して、スプリングをTI純正のローダウンタイプからノーマル車高タイプに交換したら、乗り心地は良くなりましたが、段差を乗り越えるたびにリヤからドコドコと異音がするようになりました」 自分もロードスターで経験しましたが、純正形状のショックにローダウンスプリングを組むと縮み側のストロークが減ってしまい乗り心地&性能は悪化するので、車高を上げるのは良い方向と思います。 TIの車高短スタイルを諦めてでも、乗り心地を追求したいというマニアらしい選択(笑 さらに 「147 TIは17インチの45扁平なので、一度156の16インチの55扁平と交換して、音が消えるか試してみたいんですが・・・」 と相談を受けました。 車いじりが好きな自分には興味がある内容なので、まずは原因を妄想してみます。 今回はスプリングを交換したら異音が出るようになったので、スプリングそのもの、交換作業、その他に原因があると考えられます。 ■スプリングそのもの ・ショック、バネ下との相性が悪い ■交換作業 ・足回りの取付不良 ・トリム類のガタ ■その他 ・タイヤの空気圧 ・荷物の音 妄想内容を伝え、その他の項目を事前に試してもらったら「変化なし」ということなので、実際に音を聞いてみることにしました。 "MIYA" 家に集合。アルファが2台並ぶと格好良い! 症状を確認するためTIの助手席に乗って評価ルートを走ると、路面の継ぎ目の段差を乗り越えるたびに、右リヤから「ゴコッ」と音が。 最初は許容範囲のレベルかなぁと思ったけど、道の悪いところでは結構大きな音がするので、確かに精神衛生上良くない。 途中で後席に乗り換え耳を澄ませて音の発生源を探ると、今度は左右リヤのスプリング&ショックのあたりから「ゴコッ」と聞こえてきます。 走りながら "MIYA" と相談すると「中空ではない中実の硬いものが当たっている音っぽい」と予想したので、市街地レベルのスピードでは考えにくいけど、サスがストロークした時にスプリング同士がぶつかって音が出ている可能性もゼロではないので、チェック項目に入れました。 ジャッキアップして作業開始。 リヤから音がするので後ろの足回りを中心にチェックします。 147のスプリング形状を見てみると巻きのピッチが荒く、これではスプリング同士が当たらない。サス周りをゆすってみてもガタはないので、取付の問題では無さそうです。 無駄かもしれないけど、156とリヤタイヤを交換してみます。 147 TIのタイヤ&ホイールは215 / 45R17。スポーティーなデザインのスポークタイプで、いかにも軽そう。 タイヤはブリヂストンの純正ポテンザRE050でまだ新しい。 156のタイヤ&ホイールは205 / 55R16。147と比べると重そう。 タイヤはブリヂストンのレグノGR-8000。2年1万7千キロ走行後の状態。 体重計を持参したので重さを量ってみます。バネ下の重さが変われば変化があるかもしれません。 結果は・・・ 147 17インチ=19.3kg 156 16インチ=19.5kg!(+200g) ほぼ同じ!!持った時は147の17インチの方が明らかに軽く感じたのに・・・。 不思議です。 リヤにだけ156の16インチを付けた147。 一気にレトロっぽくなりましたよ(笑 前後でここまで印象が違うとちょっと間抜け。 たった1インチの違いなのに、えらく小さく見えます。ホイールのインチアップ&デザインって面白いなぁ。 交換してさっきと同じ評価ルートを通ってみます。変化を期待していたバネ下重量はほぼ同じなので、変わったのはタイヤの扁平率が45→55に変わって、ブランドがスポーツのポテンザからコンフォートのレグノになったこと。 走り始めて段差を乗り越えると 「ゴコッ」 ・・・(二人で顔を見合わせる) 変化なし!(泣 乗り心地や静粛性の変化は、リヤしか交換しなかったので正直良く分からなかったです。 結局原因を突き止めることができず、タイヤを元に戻して作業してもらったディーラーに相談することになりました。残念! "MIYA" 、お役に立てなくてゴメンよー(泣 その後の展開はコチラ 乗り心地マニア "MIYA" のブログ 音の原因がわかって、更なる進化を目指しているようです。 今回はいい勉強させてもらいました。 "MIYA" ありがとう! ↓次回予告 妄想が広がる~!
156の車検が今月末で切れるので、某ディーラーに勤めるメカニックの友人とこに出しましたが、代車がスズキの新型セルボ(NA+4AT)でした。
当初はアルファを買ったアレーゼに出そうと思いましたが、信頼していた担当さんが今年退社されてしまったことと、送られてきた車検のダイレクトメールの内容が アレーゼ○○、今年起こった他社の不祥事の教訓生かせよー。信頼の失墜は(以下略) セルボは初めて乗りましたが、ひと昔の軽自動車と比べてボディと足回りがしっかりしてますね~。ドラポジ調整は色々いじれるのでかえって難しかったけど、スポーティーな車の雰囲気に合わせてシート高をローポジションにしたら、ペダルの角度以外はしっくりしました。 不満点はジグザグ式ATシフトゲートのD⇔3の操作量。 D→3に入れると足の置き方によっては太ももに「ビシッ!」と当たる時があります。きっと誤操作防止の設計条件でしょうが、PからDまではコクコクと自然で良い感じなのに、ここだけガクンと大味。 今の2 / 3ぐらいの量が、操作の質感が上がって良いと思うんだけどなー。 せっかくの機会なので、セルボを味わおうと思います。 軽のNAはどん臭いのでターボ欲しくなりますね(笑 所有期間:05年12月~現在(28と並行所有中)
ロードスター以外の車歴その4です。2台目(1台目は2.5L V6 6MT)の156ですが今回のは02年式2リッター4気筒のツインスパーク 5MTです。一応我が家のファミリーカー(笑 28と棲み分けをするために、快適性と経済性を重視してます。 ■タイヤ 購入時にヒビ割れていた賞味期限切れの純正タイヤから、ブリヂストンのレグノ(GR-8000)にしました。今までの自分の車の使い方が走り一辺倒で、Sタイヤやハイグリップラジアルばかり履いていたので、人生で初のコンフォートタイヤです。 レグノ自体は友人から「高いけど一度使うと病み付きになるらしい」と聞いていましたが、着けてみてびっくり!とても静かで乗り心地が良く、段差を乗り越えてもしなやか。しかもコーナーで腰砕けにならず、ちゃんとグリップします。凄い高次元で全てがバランスされたタイヤで、高いのも頷けます。 ■ETC 憧れのETCを初めて付けました。これでパワーウィンドーが壊れても怖くない(爆 ■燃費 思ったより低速トルクがあってエンジンをそれほど回さず走れるので、年間通して平均10km / Lは走ります。高速使うと12km / Lぐらい。思ったより燃費が良くて家計に優しいですw ただし、夏のエアコン使用時と渋滞にハマると、少し伸び悩みます。 ■インプレッション 車重は1300kgでV6に比べて60kg軽い分、車全体の身のこなしが軽いです。重量バランスもフロントヘビーが解消されて、明らかに鼻先が軽い。 パワー155ps、トルク19.1kg-mも必要十分。156のツインスパークは02年でJTSに切り替わっているので、おそらく最終型だと思います。また、00年式のV6はリヤシートのヘッドレストが2人分でしたが、02年式のTSは3人分あったりと細かい装備が違っています。 ただし、ブレーキはV6と同じで初期が効き過ぎでコントロールが難しく、足回りもドタドタしててイマイチです。アーム類の支持部の剛性が低いのかな?とても怖くてこの車で速く走る気になりません。特にコーナーリング中のギャップなどの外的な入力に弱いと思います。 あくまでファミリーカーなので普通に使う分にはスタイルヨシ!雰囲気ヨシ!マイナー度ヨシ!(笑)と気に入ってます。 ■トラブル 皆さんお待ち兼ねのトラブル集ですが、残念?なことに今まで大きなトラブルはありません。 期待はずれでスイマセン(汗 納車直後にブレーキが振動する症状(ジャダー)が出たのでディーラーに話をすると、パッド代を出してくれればと新品ディスクと交換しますということで、直してもらいました。どちらも消耗品なので一式交換でリフレッシュできて良かったです。 あとは10月にバッテリー上がりを起こしたけど交換時期だったし、半年に一度行うオイル交換は通常のメンテナンスの範囲ですしね。 強いてあげるなら、炎天下のエアコン使用時にアイドリングが定期的に波打って、発信時にエンストしやすくなることでしょうか。これはV6でも出ていた症状なので、156の持病と思って諦めています。 今のところ自走できなくなる程のトラブルは無く、とてもイタ車とは思えません。正直国産車と同じぐらいの安心感があります。V6の時とはえらい違いですが、ひょっとしたら慣れですかね(笑 ■これから もうすぐ5年目の車検なので、何かネタがあったらUPしようと思います(笑 所有期間:02年12月~03年12月 ■ファーストインプレッション お店で受け取り、帰りの東名で感じた第一印象は「何てジェントルな雰囲気なんだ!」(ロードスター&ワゴンR比)でした。ロードノイズや風切音は少なく(ロードスター&ワゴンR比w)V型6気筒エンジンサウンドが程よく入ってきます。また、100キロで走っていてもストレス無く流れに乗ることができ、追い越しが楽で気に入りました。 ■車いじり 購入するきっかけになった甲高いアルファサウンドを手に入れるべくネットでマフラーの情報を調べると、ユニコルセかメックスが良いということで、オークションで中古のユニコルセマフラーを落札しスプリントで取り付けました。 しかし音はバリバリと低音で室内の篭り音がボヮヮヮヮヮンとひどく、エンジンを止めても耳鳴りがするほどです。族○みてぇ・・・。これでは乗ってられないし捕まってしまうので、すぐにお店に引き返しノーマルに戻しました。装着時間30分と過去最短パーツです(泣 情報ではノーマルで不等長のフロントパイプを等長タイプに交換することで排気干渉が無くなり本来の音色を奏でることができるとあるので、中古のフロントパイプをオークションで探しますがナカナカ見つからず、アーキュレーの新品を買いました。 今度はフロントパイプとマフラーの同時取り付けを行ったところ、以前の篭り音がウソのように澄んだ排気音に変わりました。空ぶかしするとクァンクァンと鳴くような音色でとてもV6とは思えません。これぞ求めていたアルファサウンドです!トンネルや壁のあるところを走っては、無駄にシフトダウンを繰り返してましたw 156マフラーサウンドサンプル集はコチラ ただしアイドリングの音量はちょっと大きかったので、早朝と夜間の始動には気を使っていましたがやはり近所迷惑と思い、最後はマフラーをノーマルに戻してフロントパイプだけ付けてました。渋い組み合わせですが、吹け上りがスムーズになって意外と良かったです。 ■セカンドインプレッション デザイン&アルファサウンドはサイコー!でも走りが・・・。 どうしても比較対象がロードスターになってしまうので良くないんですが、とにかくフロントが重くて曲がりにくい!前軸荷重だけで900キロぐらいあったかな?あと足回りがドタドタとして落ち着かないし、車の挙動が素直でなくブレーキのタッチも初期が効き過ぎで、ワインディングを走ってもストレスばかり溜まって楽しくありませんでした。 スポーツセダンというイメージだったので走りも楽しいというイメージだったのですが、完全に期待外れでした。あとステアリングシャフト支持部の剛性がなく、ブルブル震えるのには興醒めでした。元は400万もする高い車なのになぁ・・・。 ■メンテナンス アルファ乗りの友人から聞かされていたのが、V6エンジンは樹脂製のタイミングベルトプーリーが壊れたりタイベルが切れるトラブルがあり、ヘタするとエンジンがオシャカになると脅されて?いました。 距離は2万キロ台と少なかったですが、3年という年数を考えるとそろそろ交換時期だと言うことで、車検時にウォーターポンプと合わせて一式交換しました。国産車では考えられないサイクルですが、きっと「アルファに乗る」ということは「覚悟」がいると言うことでしょう。 ■挫折 その後は電子制御スロットルの接点不良でアクセル踏んでもエンジンが吹けなかったぐらいで、大きなトラブルは無かったのですが、「いつ壊れるのかわからない」という脅迫感&緊張感に耐えられず、降りることを決めました。 きっと自分には、トラブルが起こってもネタにするぐらいの心意気=ラテンの気質を持ち合わせていなかったんでしょう。向いてなかったんだと思います(笑 最後は買い取り専門店に買い取ってもらいましたが、所有期間1年で100万円価値が下がったのにも驚きました!アルファ乗りの友人曰く、イタ車は売る時に値段が付かない物なので良い方だそうで・・・。 ■おまけ 色々勉強になった156ですが悪いことばかりでは無かったですよ。 この車を乗っていた時に今の奥さんと知り合って結婚しましたから(笑 周りからは「156をダシに奥さんを釣った!」と冷やかされましたが、ロードスターを乗り続けていたらどうなってたかわかりませんから、否定は出来ませんね(苦笑 何にしても一度好きだったロードスターを降りたことで、価値観や視野が広がったので、とても良かったと思っています。 で、結婚したのと同時にロードスターに戻ったので、これでますます「釣った」疑惑が深まるわけで・・・(爆 所有期間:02年12月~03年12月
Powered by 忍者ブログ
Design by まめの
Copyright © [ 500S日記 ] All Rights Reserved. http://28diary.blog.shinobi.jp/ |
家族4人(大人2人+子供2人(小学生))で楽しく乗ってます。
こんな楽しいクルマを作ってくれたフィアットに感謝!
過去にユーノスロードスターを4台(5回)乗り継ぎ、最後は限定車のM2 1028(ちょう28)に乗ってました。
詳細はカテゴリーの車歴からどうぞ~。
※当ページはリンクフリーです。
注意事項
■当ページの文章及び画像の無断転載や無断使用は固くお断り致します。
■当ページの文章及び画像に問題がある場合は、お手数ですがコメントに書き込みをお願いします。
■当ページを参考して起きた事故・トラブルについて当方は一切の責任を負いません。くれぐれも自己責任でお願いします。